ロシアの旅(2008年8月19~23日)
一時大学を休学して働いていたトヨタ期間工時代の同僚さんとロシアのサハリン(樺太)へ。第二次世界大戦終結までは、南半分は日本領で日本人が暮らしていました。そのため、現在もあちこちで日本人が暮らした名残が見られます。食べ物はパン、野菜、ハム、チーズ、ボルシチ中心でしたが、どこに行っても死ぬほど美味しく、日本の外食との違いは何なのだろうと思う程でした。
稚内のフェリーターミナルから出発。お盆過ぎでしたが、里帰りする樺太生まれの方々が沢山いらっしゃいました。
船内の自販機。船内は免税で、酒税が掛からないと値段はこんなもんです(ビールより水の方が高い)。
コルサコフ港に到着
州都ユジノサハリンスクまではガイドさんの旦那さんの車で移動。やたらと体格のいい男性が全身全霊でホースを引いていました。
ロシアと言えばこのお方
ヒマワリの種とピロシキを売る女性。売り物をつまみながら売っています笑
黒いヒマワリの種
日本人が建立した神社の残骸があちこちにあります
ネピア、ネピネピなどでもおなじみ王子製紙の工場跡。廃墟好きにはたまらない物件です。
工場の一部はまだ地元の作業場として利用されており、働いていた方々が集まってきて、撮ってくれとポーズを決めてくれました笑
ユジノサハリンスクを一望できる高台。州都なのに自然がいっぱいです。もしかするとずっと日本領のままだったらこれほど手付かずの自然は残っていなかったかもしれません。
ペット(食料?)のヤギと散歩する爺さん
正直そうな犬
スナックのかけらを啄むすずめ
スパーの乳製品売り場。種類が豊富。チョコレート味のヨーグルトなど、日本では見ない味がありました。スーパー入り口でボディーチェックがあり、リュックは店内持ち込み不可でした。
日本の菓子のパチ物。アポロから幹が生えてます・・・
北へ向かう寝台列車で食事。スーパーで買ったサラミ、パン、スグリのような果物、ビール、ウォッカ。
クジラの脂の塩漬け。機械油のような匂いがキツくて食べられませんでした。。
酔っぱらって就寝
市場で鮭やイクラが量り売りされています。ちなみにイクラはロシア語で卵という意味らしいです。
鮭
ボルシチ①サワークリームが乗ってておいしい
ボルシチ②蒸した蕎麦の実と一緒に食べます。
麦芽飲料のクワス。1~2%の弱いアルコールと炭酸が入った発酵飲料です。香ばしく甘い不思議な味ですが美味しいです。
若者たち
ロシアのトイレは何故か便座が外されています。更に公衆トイレはほぼ有料で、入口のおばちゃんにお金を払って入ります。一応男女別なのですが、みんな男女関係無くどっちのトイレにも入っていました。
帰りのコルサコフ港。分解された自動車のパーツが日本から大量に輸入されています。
波は穏やか
空は晴れ
寄り添う親子
ただ居るだけで様になるロシア人
故郷とお別れ
いつまでも手を振っていました