dendenkinoko’s diary

ほっつき歩いたところ、たべものなどの写真を貼って参ります

宝塚隠れ名所

宝塚と言えば大劇場が有名ですが、食塩泉が湧く間欠泉やウィルキンソン(炭酸水)工場跡地など、変な物好き(?)にはたまらない名所がいくつかあります。今回は市内からも山の中腹に見える仏舎利塔と、昔滝行が行われていたという観音谷参道の滝行場まで散歩してきました。廃墟好きの方ならきっと好きなはず…

 

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仏舎利塔。東京の日本山妙法寺の所有で、寺院建築家の大岡實氏の作品(昭和46年)らしいです。

 

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仏舎利塔からは宝塚から大阪までの街並みが一望できます

 

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 仏舎利塔脇の山道から観音谷参道へ。道は荒れており、人は殆ど来ていないようです。

 

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参道脇に捨てられ土に還りかけていたスーパーカブ(どうやってこんな山奥まで持って来れたのか不思議)

 

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しばらく進むと以前は人が滞在していたと思われる小屋が2軒ありました。"Welcom"と書かれているのでノックして覗いてみると、中には仏像や醤油や皿などが大量に散乱しており人は居ないようでした。修行者の休憩所だったのでしょうか?

 

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小屋から進むと、滝行場がありました。落差は7mあり、実際に見ると結構な迫力です。

 

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鐘と木槌。鐘で滝行の合図を出していたのでしょうか?


静かで厳かな参道と滝行場でした。気持ちが落ち着くのと同時に、参道には廃墟があったりお地蔵さんがあちこちに居たりしてふと不気味になることもあります。人はしばらく来ていないらしく、参道は荒れ放題で足場が悪く落石も多いので、行く際は注意してください。

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